ぐりとぐら(なかがわりえこ)書評レビュー:大人も気づきがある絵本

 

子育てに励むお母さんから届いた書評。

今日紹介する本は「ぐりとぐら」:(なかがわりえこ)。

3分で内容が伝わる素晴らしい書評なので、時間がない人はぜひ感想を読んで軽く読書してみてください。

絵本だけど、大人が読んでも気づきがある本。

子どもはみんな問題児。

 

発売当初から現代まで、子どもたちに愛されてやまない「ぐりとぐら」。

大きなお鍋で焼く、大きな大きなカステラのお話は、幼少期に読んだ私には匂いや味まで伝わってくるような大好きな本の一つでした。

そんな中川先生が、子供に向けてではなく大人に向けて、特にお母さんに向けて本を出しています。

その名も「子どもはみんな問題児。」

もうこのタイトルを読んだだけで、ウンウンと頷く親御さんも多いのではないでしょうか。

5歳の反抗期娘を持つ私はすぐに手に取りレジへ持っていってしまいました。

 

内容としては、どの子も皆「素晴らしい問題児」だということ。

問題児というだけで親としてはハラハラしてしまうものですが、そんなのはどんな子だって一緒。

それぞれちょっとずつ違う「問題児」には変わりないというのです。

さらには「素晴らしい」とまで付けて!『問題児が素晴らしいわけないじゃん!親の手ばっかり煩わせて言うことは聞かずに・・・』なんて心の中でブツブツ言いながら目次から読み進めていくと、最初の一言で青天の霹靂。

「子どもへの最高の褒め言葉は、「子どもらしい子ね」ではないでしょうか。

「よい子」でも「賢い子」でも「聞き分けのいい子」でもない、「子どもらしい子ども」。

本書の一番最初の文章ですが、毎日手のかかる娘を相手にしていた私には、涙が出そうな言葉でした。

そっか・・・子どもらしいんだ。

無理に大人に合わせようとしてたから周りの目を気にしたり時間に追われたりしてたけど、そりゃ子どもだもん、無理もないよね。

と、すぅっと言葉が心に染み渡っていき子どもの行動に納得できるようになりました。

そんなまえがきから始まり、保育園幼稚園に通っている子どもたちには親御さんたちの知らない一面があるということ。

家ではいくらルールを守らなくても、小さい子がいれば小さい子を守り、親たちが知らない間に世の中のルールを教えなくても体験しているんですって。

私もよく保育園の先生から褒められると「保育園にいるときばっかり猫かぶって!」なんて思ったこともあるけど、

「家」と「保育園」が違う場所で違うルールがあるということをきちんと理解して行動しているんだと思うと、先生の言葉がお世辞ではないんだと思えて、「保育園、よく頑張ってきたね。」と声をかけてあげることが自然とできるようになりました。

大人でもできない人はできていない、「郷に入っては郷に従え」ができちゃってるんだもん、それだけで花丸あげたいくらいだと思えるようになったのです。

中川先生の、保育士として磨かれたものの見方と、子ども心の更には親の心の掴み方に改めて脱帽です。

 

続けて、第二章では「子どもは先生」です、と。

いやいやいや、教えることは山ほどあっても、そんな小さな子から教えてもらうことなんて・・・と、否定から入る私の悪い癖。

そんな私の心をまたグサリ。

子どもは親の鏡とよく聞きますが、改めて実感したのは「どの子どもも善い心を持って生まれてくる。」

それから、親のやること言うことを吸収して成長していく。

最初の最初は本当に真っ白な紙を、染めていくのが成長なんだ。

どんな色を選びどんな絵を描くのかは子供の自由だけど、色の名前を教えたり道具の使い方を教えるのは大人からの教育なんだ。

その一番近くにいる大人が親だから「子どもは親の鏡」なんて言うんだ。

なんでこんな当たり前なことすら忘れちゃうんだろうなと、反省しました。

 

第四章では、本との付き合い方。

夜寝る前なんかの絵本の読み聞かせは、私なんかは「早く寝ろ〜」なんて念を込めながら読んでいました。

でも、それではせっかくの本の面白さも半減どころかほぼゼロ。子どもって、親が楽しんでる気持ちを読み取る能力を備えてる気がします。

せっかく時間を作って読むのだから、読んでる人も絵本の世界に入ってドキドキワクワク一緒に楽しむのが、本当の読み聞かせなんだと思います。

「ぐりとぐら」をはじめ、子供の頃に読んでもらった本が楽しかったのは、きっとその親も楽しかったから。

今もなお同じ本を子どもに読みたいのは、一緒に楽しんでもらいたいから。

そんな気持ちが絵本の内容とは関係なく、伝わっている気がします。

 

最終章には、お母さんのあり方についてまとめてあります。

私自身は「お母さん」だからすんなり入る文章ではありましたが、「子どもにとって一番身近な大人」という意味で、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんたちが読んでも当てはまると思います。

子どもの心のぶつかりによろめかない、完璧ではなくても得意なことが一つでもあればいい。
そして、自分の子どもが喜ぶことを敏感にキャッチする。

何も難しいことではないんです。私自身は大きな心を持つのが難しいときもありますが、別にいつでも大きな心でいなければいけないわけではないんです。

子どもがドンっと心をぶつけて来たときによろめかないようにさえしておけばいいんです。

毎日のように「いいお母さんにならなきゃ」と勝手に焦っていた自分が恥ずかしく思えてしまいました。

 

いろいろな子育て本は世の中に出ていますが、親しみのある挿絵とほっと温かい気持ちになれる一冊に出会えました。

「子どもはみんな問題児。」タイトル通り、違った目線で子どもとの距離を見つめたいときには是非おすすめしたいです。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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