アシモフの雑貨コレクション書評レビュー:雑学が極められる1冊

 

今日レビューする本は「アシモフの雑貨コレクション」(アイザック・アシモフ)。

知的好奇心を旺盛な読者さんから書評が届きましたので紹介します。

幅広い分野の雑学がこれ一冊で得られます。

 

雑学、それは人生を歩んでいく上で知らなくても問題ない、
まったく役に立たない知識のことです。

ですが、人間というのは不思議なもので、そういう無駄な知識を知る時にこそ
知的好奇心を満たされるものです。

『アシモフの雑学コレクション』は、そんな人の雑学への欲求を充足してくれる、
ぴったりの本といえるでしょう。

本書の内容は『アシモフの雑学コレクション』というタイトル通り、あの有名なロシアのSF作家、アイザック・アシモフが集めた様々な分野の雑学を集めた本です。

「ファウンデーション」や「われはロボット」など、
現在のSFに今なお影響を与え続けるSFの名作小説を発表し続けた作家、

それと同時にボストン大学の生化学者でもあったアシモフですから、

その知識は幅広く、本書に収録されている記述はその一つ一つが
どれも興味深いものばかりです。

 

また、そのアシモフの集めた雑学を、日本のショートショートSFの第一人者、星新一が簡潔な文体で訳しているのですから豪華ですね。

内容へと話を映しますと、SF作家のアシモフだけあって、自然科学分野の雑学が非常に充実していますが、歴史・エンターテイメント・芸術・スポーツなど幅広いジャンルの無駄知識を網羅しています。

 

たとえば本書に収録されている雑学を一つ抜き出すと、

「一万二千年前には像、ライオン、ラクダがアラスカをうろついていた」

など、聞けば思わず「へえ」と言ってしまうような記述がたくさんあります。

 

あるいは「タイでは凧揚げが国民的スポーツ」と聞けば
「えっ!」と驚きの声を上げることでしょう。

このように、地球上のあらゆる自然、歴史上のあらゆる事物、微生物から始まって果ては宇宙全体に至るまで、我々が住むこの世界の無駄知識が小さな文庫本一冊にまとめられています。

本書を読めば、自分がどれだけこの世界について知らないか、驚くことでしょう。

学校では絶対に教えない、教える意味もないけど面白い知識が宝の山のように集積されています。

 

こういった雑学本は知識のインパクトを出すために、
信憑性の怪しい説を事実として断定してしまうことがありますが、
そこは有名SF作家のこと、やや地味なきらいはありますが正確性には問題ないでしょう。

それに、ただの雑学本なのに、表紙に「アシモフ」や「星新一」など
有名なSF作家の名前が書いてあると、ちょっと高尚な読書をしている気分になれますね。

 

その辺のコンビニで売っているようなよくある雑学本を読んでいるところを他人に見られたら、

「くだらない本を読んでいるな」と思われそうですが、
本書はアイザック・アシモフと星新一という米国・日本の著名

SF作家のネームバリューで読んでいてもあまり恥ずかしくありません。

 

表紙のデザインも非常に洗練されているので、本当に有益な読書をしているような雰囲気を漂わせることができます。

 

 

実際、この本に書かれていることはまったくの無駄知識かというとそうでもなく、
中にはいくつか「おっ」と思う興味深いものもあり、食指を動かされるようなデータがいくつかあります。

 

たとえば、誰もが知っている偉大な音楽家、ベートーベンは子供のころは
音楽教師たちから「才能無し」と見放されており、

オーストリアの有名な作曲家、ハイドンも彼の才能を「大したことない」と
見くびっていたと書かれています。

この雑学を知ると、あの天才と呼ばれたベートーベンも幼少期は凡人扱いだったのだな、と感慨深いものがあります。

それから音楽家として大成するまで、どれだけの努力をしてきたのか、
ベートーベンの生涯を考えるだけでも面白いですね。

他にもアメリカのインディアンたちは、1924年に法律で可決されるまで、

アメリカの国民としての権利が無かったことや、
コロンブスが新大陸を発見した時、500人のインディアンを奴隷として連れ帰ろうとしたことなど、

人類の過ちについて考えさせらえる記述もいくつかあります。

 

書かれている雑学自体はシンプルで簡潔なものばかりで、
一つ一つの知識は長くて10行もいかず、短いものに至っては一行で終わるものもあります。

ですが、上のベートーベンの雑学が良い例で
読んでいるとその背景にある環境とか、時代、社会の事情など多くの物事を示唆して
想像を広げさせてくれます。

そういう点でも、「ただ読んで終わり」という他の雑学本とは一線を画した本と言えるでしょう。

これはやはり、本書の雑学を収集したアシモフの知的好奇心のセンスと、
その知識の面白さをストレートかつ簡潔に訳した星新一の手腕によるものといえます。

 

また、大きさも文庫サイズで持ち歩きしやすく、場所を取りません。

枕元に置いておいて、寝る前の数分に読んでみたり、
電車での移動中に暇つぶしに読んでみたり……

この「アシモフの雑学コレクション」が手元にあれば、
どんな手持無沙汰の時でも暇をつぶせることでしょう。

インターネットの発達した現代、この本に書かれている知識に興味をそそられたら、すぐにネットで検索してその背景を調べることもできます。

そうなれば無駄な知識から出発して、どんどん有用な知識の輪が広がっていくかもしれません。

知識欲を満足させる、オススメの一冊です。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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